虐待された経験のある70名の若者達と作り上げたドキュメンタリー映画「REALVOICE」

見て良かったです。知らない世界でした。

REALVOICE
REALVOICE チャンネルより

児童虐待を経験した若者たちは、大人になっても生きづらさを抱えている。
今も苦しみや痛みと向き合いながら生きる 若者達のリアルに迫ったドキュメンタリー。

監督は、自身も児童養護施設で育ち 現在はボランティア団体の代表として生きる山本昌子。

北海道から沖縄まで、総勢40名を越える若者達の‶REAL VOICE” 物語は大きく3つのパートが同時進行する。

虐待環境で育った経験のある全国各地の当事者が出演し、それぞれの思いを語るショートメッセージ。

貧困と虐待の子ども時代を生き抜いた女性が自身の半生を語るロングインタビュー。
子ども時代に虐待で保護され児童心理施設で育った経験を持つ20歳を迎えた大学生が、日常生活の中で自分を虐待した親と向き合う葛藤に密着した物語。
虐待を経験した若者たち、それぞれの思いと生の声をフィルムに刻んだ。

主題歌は加藤登紀子「この手に抱きしめたい」、挿入歌は一青窈「耳をすます」。
ミュージシャンの二人は映画のコンセプトに共感し、楽曲を無償提供した。

”全編無料公開”のポリシー ”
ひとりでも多くの観客に作品を届けたいという思いから、映画“REALVOICE” は同日20時に公式サイトから全編無料公開された。

企画のスタート段階よりクラウドファンディングで製作資金を集め、出演者やスタッフも全てボランティアで作られた作品である。多くの人に虐待の現状を知ってもい、当事者の声を届ける事を優先し無料公開に拘った。そのため、今後の上映イベントなども可能な限り無料で行う予定となっている。

【作品情報】
タイトル:REALVOICE
完成日:2023年4月1日 尺:87分40秒
企画・監督:山本昌子
監督補・撮影補・編集:西坂來人
音楽:加藤登紀子、一青窈
出演:阿部紫桜、山本あや、他
制作:ACHAプロジェクト オフィシャルサイト:https://real-voice.studio.site/

予告編