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「知られざる雷 破壊と創造 その全貌に迫る」
です。
驚くことに、雷がなぜ起こるか解明されていないそうです。
一時的に発光するTLEもこんなに種類がありそれも未解明。
地球温暖化や宇宙とのつながりを調べていたら雷も宇宙と関係があって面白い話でした。
地球温暖化を考える上でのヒントのひとつになりました。
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「知られざる雷 破壊と創造 その全貌に迫る」
「身近な自然現象『雷』。ところが実は、なぜ起こるかという基本的な事すら解明されていないという。世界中の研究者が力を合わせ、その全貌解明に挑む!」
というNHKの番組を録画した番組を有料チャンネルで見た。
これは予想外に面白かった。
身近で当たり前のように思うことが未解明なもので、その発生には毎日宇宙から飛んでくる高エネルギーの放射線が関係しているのだという話だった。
これまで知っていたのは雲の中の氷などがぶつかり合って静電気を生み出すのだという話だった。しかし大気の中は大気が絶縁体になっていて、よほど高い電圧がないと通ることなどできないはずだからで、実際の雷の電圧は「数千万~1億ボルト」あるという。それ程の高圧だから大気の中を通り抜けられるのだ。
それと同時に不思議なのは、大気圏のはるか高いところで、「TLE(transient luminous event、直訳: 一時的発光事象)と呼ばれる発光現象がわずかに前後して見られるというものだった。
この「高層雷放電(ちょうこうそうかみなりほうでん)スプライトとも言う」は見たこともない、高度20〜100kmの成層圏・中間圏・下部熱圏(下部電離層)にかけて起こる。放電による発光現象だそうで、2009年8月に科学者チームが初めて発表した。
これはアメリカで「巨大ジェット(gigantic jet)」と呼ばれる珍しい発光現象が撮影されたもので、研究者によると、雲から上向きに放たれるこの電光は地面に落ちる最大級の雷と同程度のパワーがあるという。“上下逆さま”の珍しい電光は以前にも、発光地点より90キロ上の大気圏最上層に届く様子が観測されていた。だが、ほんの数回しか機会がなかったため、電光の強さや放電現象についてはほとんど解明されていなかったそうだ。
その「TLE」 (transient luminous event、直訳: 一時的発光事象)の発生している高度は、大気密度が非常に低く、対流も少ないため、気象現象はほとんど発生しないとされていた。ところが、1989年に雷雲(高度10km以下)の上で発光現象が起こることが観測された。この発光時間は1秒以下で、数ミリ秒から0.5秒程度だから、それまで撮影されなかったのだ。
その「TLE」には何種類かあり、(図1)のようなものがある。 「TLE」が起こるのは高度20~100kmの成層圏・中間圏・下部熱圏(下部電離層)にかけて起こる発光現象で、雷とは逆向きに光る。
つづきはこちらより