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温暖化抑制の取り組みは「今しかない」 IPCCが報告書で危機感
研究者らは、今後数年が重要だと話す。2030年までに排出量を抑えなければ、今世紀後半に温暖化を抑制することはほぼ不可能になるからだとしている。
短期的にみたときに鍵を握るのは、エネルギーの生成方法だ。幸いなことに、ソーラーパネルや風力発電のコストはかつてないほど安い。この10年間で価格が約85%下がっている。
IPCCの承認会議にオブザーバーとして参加した環境団体グリーンピースのカイサ・コソネン氏は、「戦争と気候混乱の両方をあおっている化石燃料は、もうおしまいだ」と述べた。
「新たな化石燃料開発の余地はなく、現在の石炭やガスのプラントは早期に閉鎖する必要がある」
報告書の著者たちは、食生活やライフスタイルも変わる必要があると指摘。炭素の大幅削減を目指すべきだとしている。
「適切な政策、インフラ、技術を導入し、ライフスタイルや行動を変えれば、2050年までに温室効果ガスの排出を40〜70%削減できる。大きな可能性を秘めている」と、IPCC共同議長のプリヤダルシ・シュクラ氏は話した。
「ライフスタイルの変化で私たちの健康と福祉が向上することは、証拠によって示されている」
このことは現実には、歩くことや健康的な食事を奨励し、電気自動車のインフラを整備することに、政府がもっと力を入れることを意味する。
この報告書の中で最も議論を呼んでいるのは、大気中のCO2の除去についてだ。
これは植林や、農業の手法を変えるなど、さまざまな方法で行うことができるという。
温暖化抑制の取り組みは「今しかない」 IPCCが報告書で危機感
対策は必要だけど、根本的に電気を各地域産の小さなものにしないと資本に食い荒らされる。
風車は発電量が大きすぎるので地域産には向かない。
電気の地域自給を目指すべきだと思う。