ぼくも審査などで関わっているアクトビヨンドトラストが、2022年度のネオニコチノイド系農薬に関する企画の公募を始めています。 ぜひご応募ください。
2022年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」公募スタート!
ネオニコチノイド問題を解決するさまざまな市民活動を応援してきたabt(アクトビヨンドトラスト)の公募助成が、2022年度も受け付け開始しました。
今年度は、「調査・研究」「広報・社会訴求」「市場“緑化”」「政策提言」分野の公募になります。
募集期間は2021年12月7日(火)〜2022年1月31日(月)。
詳しくはabtサイトの告知ページをご参照ください。
■応募資格: ネオニコチノイド系農薬(およびフィプロニル)に関する問題提起や、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体(ボランティアグループ、NPO/NGO、公益法人、研究機関、生産者など。地域、法人格、活動実績は不問)
■助成分野と金額: 「調査・研究」「広報・社会訴求」「市場“緑化”」「政策提言」分野(いずれかを選択)
■1企画あたりの助成額:上限100万円
※2部門以上にまたがる案件は、1部門を超えるごとに1部門あたり50万円を加算
■助成対象期間: 2022年4月1日〜2023年3月31日の間に実施される活動
■応募受付期間: 2021年12月7日〜2022年1月31日
■問い合わせ先: 一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト 助成係
電話:070-6551-9266(10:00〜19:00)
Email:grant@actbeyondtrust.org
【12/28〜1/3は年末年始休業】
▼公募に関する書類一式はこちらからダウンロードできます
https://www.actbeyondtrust.org/program/kobo2022/
<参考>
ハチの大量死、赤とんぼの激減の原因のひとつといわれているネオニコチノイド系農薬。
タバコに含まれるニコチンに似た成分(ネオニコチノイド*)をベースとする殺虫剤です。
1990年代に登場し、現在世界で一番使われている殺虫剤といわれています。
環境への影響だけでなく、神経発達障害との関連など人への影響も明らかになりつつあります。
海外では規制強化の動きが見られますが、日本ではむしろ緩和の方向に向かっており、近年、環境保護団体や研究者などから規制強化や適正な影響評価を求める声があがっています。